料理は五感+1で楽しむもの
料理は何を楽しむものなのか?という原点を手繰りますと4つに分類されます。
1.味わい(味覚)
2.香り(嗅覚)
3.見た目の美しさ(視覚)
そして、ワイン通、日本酒通のように知識を身につけることで、よりいっそう料理への期待は広がるものです。
食べてない人にとっては「目で楽しむ」「知識で楽しむ」事しかできません。
しかし、目を満足させることができれば「食べたい」に変わるのです。
飲食店の強みは何よりも顧客数とリピート頻度、そして料理そのものです。
このメリットをフル活用する宣伝方法が無料でできてしまいます。
最も簡単なPRとは?
「ご自由に撮影ください。」の張り紙を貼ることです。
他のお客の迷惑を考える場合は「料理撮影OK 店内は他のお客様がいらっりますののでご遠慮ください」などと注意書きをしておくとよいでしょう。
実は私自身が体験したことですが、この料理を写真にとってブログやフェイスブックにアップしたい。と思っても忙しそうな店員の方に「撮影してもいいですか?」と尋ねるのも気が咎めてしまうものです。
店員さんに聞くという事ができない人もいます。
店員さんに聞けない謙虚なお客さんほど、良い紹介をしてくれます。
性格上の事もありますが、場慣れした感じで撮影許可をもらう人はグルメサイトなどに投稿する「批評家」である可能性があるからです。
自分のPRに悪口をいう人はいない
女性の場合はインスタグラムやFaceBookなどに投稿するケースが多く実名で登録しているブログで批判めいたコメントを載せる方はほとんどいません。
大概こんな美味しいものを食べたよ。という自慢のために載せます。
バズマーケティングで一番効果的なのは、紹介した本人と知り合いである事です。
グルメサイトでの批評よりも友達の言葉を信じます。
「ご自由に撮影ください。」の補足として「お料理の撮影以外はスタッフにお声かけください」と注釈を入れておけば個人情報などを気にするお客さまに不快な思いもさせずにすみます。
また、「美味しくとってね」などキャラクター付きでかわいらしいコメントを入れておくのも親しみやすくてよいでしょう。
わざわざ悪口を言うために撮影する人の比率は少ないものです。
ましてや2.3度通う店の悪口は言いません。
自由に撮影してもらう事で「批評」の比率を下げてしまう。
人の善意を信じることです。自分の善意の部分で考えれば人は優しいものですから。
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