飲食店などの呼び込みのコツとその効果

呼び込みみで集客する方法

飲食業の集客のお手伝いとして広告宣伝の仕事を生業としていますが、
従業員として飲食に携わっていた事もありました。

私はこの呼び込みを得意としており、暇な時は「じゃあ客取ってきまーす」とふらっと外に出て、忙しくなったから戻ってきて!と言われるまで客引きをやっていました。

そのため、バイトの子が恥ずかしそうに指示通りの言葉を延々と繰り返しているのを見ると
集客するという意識が希薄すぎてやきもきします。

現在は条例で呼び込みができない都市などありますが、それは非常に効果的な手段のため、反則技とみなされているという事でもあります。確かに反則技ですよね。ぼったくりのような店にでも人を入れることができるのが呼び込みの効果です。

これほど重要な集客方法にもかかわらず、中は使える人材を残して、あまった人材(ようは使えない人)を外に回しているのが現状です。さらに、呼び込みに対しては技術がいらないものという認識なのか、何も教えられずに「じゃあ行ってきて」と放り出される場合がほとんどです。

中のオペレーションは重要ですが、オーナー・店長の目の届く範囲なので指示すればなんとかなります。
逆に表に立つという事は店の顔となるので、店で一番のできる人を立たせる方が効果的です。

呼び込みのテクニックは3つ

・店のメリットを短い言葉で伝える事。
・ハキハキと笑顔でいる事
・視線に気を配り目が合った人を見逃さない事

店のメリットを短い言葉で伝えるというのは意外と難しく「呼び込みやってきて」と放り出された人が戸惑う原因がこれです。これを誰でもできるようにするにはツールが必要になります。

例えばこのようなものです。

ビール無料券

こちらは来てくれたお客様向けのものなので単純に無料券となっていますが、チラシのように巻く場合はこれに(2000円以上ご利用のお客様に限り)など注釈を入れることが必要です。

このような武器を持つことで

「ビール1杯無料でーす!」

このように短く分かりやすいメリットを言いやすくなります。

ハキハキと笑顔でいること

笑顔で元気というのはそれだけで頑張っている印象が強く、人は頑張っている人を応援したくなります。
実際に雨などの悪天候の方が呼び込みの効果が高く、雨なのに大変だなあという同情の視線が集まりやすく非常にやり易かったのを覚えています。

視線を見逃さない事が一番重要

呼び込みというのは注目させる事、そして注目してくれた人を見つけるのが仕事です。
目が合った人は少なからず興味を持ってくれた人です。

その人に話しかけるようにしゃべり続けます。
相手も視線を合わせ続けてくれる人は必ず呼び込めます。

そして、近づいて会話してしっかりと集客してしまうのです。

目を見て話す。
コミュニケーションの基本が一番大事ということです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
PAGE TOP